「通販だけ」の同人活動、やるなら一次創作がオススメ【部数も悩む】

同人活動のお悩み

地方に住んでいるのでなかなかイベントには参加できない。
できれば通販だけで同人活動したいけど、そういうのって印象悪いかな?
もし通販を始めるとしても、最初は本を何冊作ればいいんだろう……。

 

 

同人歴25年、複数のジャンルで活動経験あり。

コミケを含む同人イベントへの参加のほか、自家通販・委託通販・DL販売も全て経験済みの筆者が答えます。

 

結論1:個人的には全然アリだと思う

筆者の個人的には、通販だけで同人活動するのはアリだと思います

SNSの普及で、デジタルでの作品発表をする人は増えています。
しかし、それを印刷して本するというステップまで進んでいる人は、わりと少ない印象です。
とはいえ、自分の作品が紙に、デジタルとは違って「形」になるのはやはり嬉しいものです。
印刷所さんのサイトを色々と見比べて、装丁をあれこれ考えたりするのは楽しいですよ!

通販システムについても、今は「BOOTH」などの便利なサービスがたくさんあります。
しっかりと調べれば、使いこなすことは難しくないはずです。

「通販だけでも同人活動したい!」と思ったのならば、是非行動に移してもらいたいな、と思います!

結論2:ジャンルによって受け取られ方が大きく異なる

ただし、「通販だけでの同人活動」を嫌う人が居るのは確かです。

理由はいろいろあります。二次創作の作品であれば著作権がらみで云々とか、通販だけということは同人経験の浅い人間だろうから信用できないとか。

ここは活動ジャンルによって印象が大きく異なってくるようです。
まずは同ジャンル内で「通販だけの同人活動がどう思われているか」をリサーチするのが無難でしょう。

同じジャンルを推している友人に意見を求めるとか、既に通販だけで活動している人がいるかどうか調べるなど。
もし、あまりに印象が悪いようであれば、残念ですが諦めることも視野に入れた方がいいかもしれません。

筆者個人としては、「印象なんて気にせずに、やりたければやっちゃえばいいよ!」とも思うのですが、やはりジャンル内での人間関係も無視できないものでしょうから……。
そのためにも、まずはしっかりリサーチ、です。

結論3:一次創作だったらそういうの自由ですよ

一方で、二次創作ではなく一次創作であれば著作権などのしがらみがないので、自由に活動することができます。
前述のような「通販だけでの同人活動を嫌う人」が全くゼロというわけではありませんが、二次創作よりはずっとなんやかや言われにくくなるはずです。

作ろうとしているのが一次創作の作品ならば、迷わず通販のみでも活動を始めてください!

おまけ:部数は少なめ少なめで行きましょう

さて、もし「通販で活動しよう!」となったとして、その際に本は何部作ればいいのでしょうか

これはとても難しい問題なのですが、結論から言うと「少なめがオススメ」です。
一例として、「SNSのフォロワー数や、作品へのリアクションの数×10パーセントが目安」などという意見もありますが、とにかく強気に出るのはリスクが大きいです。

「通販の要望がたくさんあったので数十部刷ったのに、2部しか売れなかった」みたいな話も悲しい同人あるあるです。

オンデマンド印刷を利用すれば「10部」などの少ない部数から発注ができますので、まずはこの辺りから始めてみましょう。

同人活動は楽しいよ!
通販だけでも、チャレンジしてみてね!

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